釈迦ヶ岳 2016年 1月27日(水)
釈迦ヶ岳 (最高点1097m 三角点頂上1092m) 1月24日に全国的に鹿児島や沖縄まで、雪が降った。 2013年12月の登山を思い出し、釈迦ヶ岳へ行く。 庵座谷コースで登り、様子を見て、中尾根で下るか、ハト峰へ 回るか決めることにする。 駐車場で身支度をしていたら 地元幼稚園児たちがマイクロバスで到着。冬靴にスパッツと 装備も万全。運転してきた男の先生と話し込む。 園児たちは、河原近くでの雪遊びに良く来るそうだ。 |
ドライブ記録 晴│曇 08:50 自宅 発 09:10 湾岸大府インター 御在所SA トイレ・コンビニ 12分 09:47 四日市インター 1730円 10:18 朝明観光P 20cm以上の積雪があった 1時間28分‐12分 59.8 km 10:47 P発 車に登山計画書 ポストに登山届 |
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陽が当たった竜ヶ岳や三池岳山頂付近は真っ白に近い。 少しガスが掛かった釈迦ヶ岳は一見雪が少なそうに見えたが・・・。 アイゼンはサレワ ピッケルはシモン・メタリック72cm スパッツ・サングラスを付けて出発する |
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10:51 P登山口 出発 11:02 中尾根コース分岐 キャンプ場 11:15 渡渉 左岸へ 積雪20cm 11:55 尾根取付き |
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12:11 小峠 水 アイゼン装着 7分 写真:上3枚 小峠の先は、雪30cm+落雪 12:40 庵座滝展望所 ここまで1人が往復した足跡が があったが、この先は雪に踏み跡は無かった 12:47 庵座滝への下り口 写真:下中 庵座滝巻き道 雪の深さにむらがあり、下はガレ ピッケルで様子を見ながら、慎重に登り始め 設置ロープもしっかり掴んで登り切る 13:43 河原に出る 雪40〜50cm 写真:下右 13:53 右岸へ渡渉 / 左岸へ渡渉 サレワのアイゼンは爪が長いので渡渉時等の 石のデコボコが歩きづらく感じる |
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14:05 落合 右の三段滝へ向かう 写真:左 道は左岸の斜面近く 積雪60cm+斜面からの雪 所々で太ももの付け根まで雪に埋もれる 三段滝の手前10m程の所で右アイゼンが外れる 14:21 三段滝下 写真:下 外れた右足のアイゼン装着・水 11分 14:32 巻き道下 写真:左下 積雪の巻き道を見上げて気合が入る 上部から滑落すると雪まみれだけでは済まないかも |
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巻き道の途中、ピッケルで雪を掻き落とす等しながら 無雪期の2倍以上の時間をかけて登る 14:49 巻き道上 河原 雪40〜50cm 写真:下左 15:18 中尾根連絡路下 分岐 写真:下右 |
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中尾根連絡路には全く踏み跡無し。 15時を過ぎているので、休憩は後にして早々に進む。 やや右よりに登り始め、途中中央2ヶ所の赤テープを 経由して、より右寄りに登っていく。 下の標識で5分の表示があったが、25分かけて踏破 15:43 中尾根連絡路上 (4時間52分‐18分) 休憩・おにぎり・水・軍手に交換 10分 中尾根コースにも積雪が20cm余り残っている。 下山にも時間が掛かりそう。 松尾尾根の頭も諦める。 今日はここまでとし、下山を決める。 下山準備して、猫岳をバックに記念撮影。 15:53 下山開始 |
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16:08 中尾根道ピーク 釈迦最高点を望む |
16:18 急な木の階段上 階段に破損個所もあり慎重に |
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16:38 鳴滝コバ 緩い下りで2回転倒・カメラ破損 17:32 尾根取付 L字を右折 17:43 中尾根道登山口 キャンプ場横 17:56 P登山口 アイゼン脱 (2時間03分) |
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私の登山記録 晴│曇 10:51 P登山口 出発 11:15 渡渉 左岸へ 積雪20cm 12:11 小峠 水 アイゼン装着 7分 雪30cm+落雪 12:40 庵座滝展望所 雪の踏み跡は無くなる 14:21 三段滝下 外れた右足のアイゼン装着・水 11分 14:32 巻き道下 14:49 巻き道上 河原 雪50cm 15:18 中尾根連絡路下 15:43 中尾根連絡路上 (4時間52分‐18分) 休憩・おにぎり・水・軍手 10分 15:53 下山開始 16:08 中尾根道ピーク 16:38 鳴滝コバ 岩場の急な下りにも積雪があり、時間が掛かる 17:32 尾根取付 L字 17:43 中尾根道登山口 キャンプ場横 17:56 P登山口 (2時間03分) 往復 7時間05分 内休憩28分 踏み跡の無い雪道を 3時間03分(内休憩11分) アイゼンを装着時間は 5時間38分(内休憩21分) |
概要・感想 誰も歩いていない雪の登山道を独りで行く。冒険の期待、 楽しみ、絶対に遭難してはいけないという緊張感と気力。 常に慎重に進んだのでペースが遅く、極度の疲れや汗かき は無く、安定して、時間たっぷりと登り、歩けました。 急斜面の登りは楽しめたが、河原の石と隙間に難渋した。 ピッケルは72cmで良かったと思うが、冷たさと手袋の擦り 切れ有。リーシュが腕から外れやすかったので縛って使う。 サレワのアイゼンは爪が長く、岩場の緩い下りで踵の爪が岩 に引っかかり前のめりに転倒し、腰のカメラが破損した。 この日の中尾根コースは、南斜面にもずっと積雪があった。 思いの外下山に時間が掛かり、ヘッデン無しでギリギリ中尾 根登山口にたどり着く。結局ヘッデン付けずにP登山口まで。 帰路 18:09 駐車場 出発 18:29 片岡温泉 着 19:38 片岡温泉 発 19:50 四日市インター 20:13 湾岸大府インター 20:23 地元スーパー 着 20分+45分 63.4 km |